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ARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン) / WALL CLOCK
お店に置いている時計のお話です。
お店に置く物、お客様の目に触れる物は
なるべく本物の上質なものを置きたいなと思い、色々と探して決めていきました。
その中の時計について今日はブログに書きたいと思います
デンマークの建築家・デザイナーであるアルネ・ヤコブセンが手がけたデザインを元にした時計なのですが…面白いのが実際に当時アルネ・ヤコブセンがデザインした建物のクロックとして誕生したデザインだということなのです。つまり実在する建物にあるクロックを模しているのです!!
broadenに置いているのは『BANKERS』という
1971年に手がけられたデンマークの国立銀行の内部に置かれているもののデザインを元にして作られたものなのです!
文字盤にある黒い点の位置がそれぞれの時間を表すのと同時に、渦のように連続することで『流れる時のスパイラル』を表現していて、赤い中心の色も少しグレーがかった針も、限りなくオリジナルに近づけて仕上げられているといいます。
また側面から見た時の時計盤の繊細な薄さにびっくりします。まるで壁から浮かんでいるような美しさです。
自然と空間に溶け込むけど確実に雰囲気を左右し、あまり買い換えることもないものなので愛せるものを選びました。これをふと見ては日々ニヤニヤしています(^o^)
アルネ・ヤコブセンの作品で有名なのはSeven Chair <セブンチェア>や DROP<ドロップチェア>あたりは、きっと見たことがある方も多いと思います!
デンマーク国立銀行はアルネ・ヤコブセンの遺作となり、完全なる完成を本人が見ることはできなかったそうですが、建物内にある階段が非常に美しく、天井から吊り下げられているのだとか。。。。銀行のHPでは美しい中庭の写真なども載っています。
いつか叶うなら、実物をこの目で見てみたいものですね!!