COLUMN
日々のお手入れに悩んだら。
これまでのコラムのおさらいを兼ねて日々の
お手入れの中で大切なポイントを中心にできるだけ分かりやすく取り上げていきたいと思います!
美髪は1日にして成らず!生活スタイルに合ったやり方を見つけていきましょう!
chapter01.ドライヤーをかける前のベストな状態
お風呂からあがって。。。。さあ!ドライヤーしよう!!となる時までに要する時間は人それぞれだと思います。
すぐに乾かせる方もいれば、ボディケアをしっかりしてから乾かす方も
すぐに乾かしたいけど、家事や育児でそれどころではない!という方も
すぐに乾かしてるのに上手くいかないという方も
ぜひ一度深呼吸をして、ドライヤーをかける前にチェックしてみましょう!
これからお伝えするポイントに気をつければ、もっと髪が綺麗にヘアスタイルが素敵になります!
根元が立ち上がっているか=分け目をふんわりさせる&毛先を内巻きにするため
ドライヤーをかける前に根元が頭皮から立ち上がっているかチェックしてみましょう!!
気づいたらこんな風になっていませんか??
髪が頭皮に張り付くような状態で、うっすら乾き始めると
ドライヤーでいくら立ち上げても根元は立ち上がってはくれません!!!
髪の形は乾く瞬間につくのです!
お風呂上がりすぐにブラッシングができなくて気づいたらペタンとしたまま乾いている。
そんな時は霧吹きで張り付いてる髪の根元を地肌から画像のように濡らします
さらに水滴を馴染ませるためにブラシor櫛で髪を地肌から立ち上げるように
自然に分かれてしまう分け目を隠すように梳かします
すると水が馴染んで画像のように立ち上がるのです
根元がきちんと地肌から立ち上がるとこで全体にふんわりとしたヘアスタイルになり、何より毛先が内側におさまろうとし丸みを帯びた優しい雰囲気になります。
根元が立ち上がらず頭皮に張り付いて乾いてしまうと、地肌がはっきり見えて髪のボリュームも出ないのでやや顔が大きく見えないでしょうか??肩を超えるスタイルの場合毛先はハネやすくなります。
ドライヤーの前に根元が立ち上がっているか一度確認してみましょう!
この根元とは画像の分け目だけでなく全体の根元に言えることですが、特につむじや分け目は根元が張り付きやすい場所なので注意してチェックしてみましょう!!!
次に大切なことは
毛先が充分に濡れているか=毛先のツヤと手触りUP&毛先が膨らまないようにするため
ついついドライヤーの時間を短くしたくて始めだけでも。。。と自然乾燥してしまうことはないですか?
ですが髪を綺麗に乾かす順番は根元が最初。毛先は最後です。
お風呂からあがって時間が経てば経つほど毛先が広がりやすくパサつきやすくなります。
例をあげましょう
自然乾燥だと濡れてる髪の間からチリチリとした髪が出てきます
このまま乾かし始めてもツヤは出なさそうな気がしませんか?
このチリチリした髪は髪表面のキューティクルが開いたままになっている証拠なのです。
髪は濡れていると水で膨らみます
これは目で見えない部分の話なのでイラストで説明しますね
健康な髪は外側のキューティクルがしまり、内側のタンパク質もぎゅっと詰まっています。
これが濡れるとどうなるかというと
キューティクルが開き、内側のタンパク質も水分で膨らみます。
これが自然に乾くと
キューティクルは開いたまま、内側のタンパク質も水分が抜けて空洞ができます
これではツヤも出ず感触もゴワゴワとしやすくなります
また外からの刺激にも弱いため傷みやすくなります
乾き始めた髪をこの状態からなんとかするには一度濡らすしかありません。
先ほどの分け目の写真と同じように霧吹きで均等に濡らしてブラッシングで水を馴染ませます。
そうして十分に水分を含んだ状態からドライヤーをかけることによって
キューティクルがしっかりと閉じて、内側のタンパク質も空洞の少ない状態にできるのです
髪の形は乾く瞬間につくのです!
それは根元の立ち上がりというヘアスタイルの形の部分と
髪の毛1本のキューティクル等の髪そのものの形状両方に言えることなのです!!!
ドライヤーの前にちチラっと鏡を見てみましょう。
根元は分け目やもみあげ、前髪などに変な跡もなく、きちんと地肌から立ち上がっていますか?
毛先は根元全体が乾くまでパサつかないぐらいに十分に濡れていますか??
それでは!ドライヤーで乾かしていきましょう!!!!