COLUMN

VOL.05

broadenお薦めヘアケア剤

一番大切なことは美容室で綺麗になった!すっきりした!という感覚が
ちゃんと家で実現すること。
その為にも髪の状態や生活スタイル等自分に合ったヘアケア剤を見つけましょう

chapter01.ヘアケアの基礎化粧品、まずはここから

これまでお話ししてきたお家でのお手入れの仕方はとても重要な日々の『コト』です。

そしてそれと同じぐらい重要なのはお家で髪に触れる日々の『モノ』です。

今回のコラムでは1年間365日毎日使う『モノ』について何が最適なのかを考えていきたいと思います。

髪と水【シャンプー編】 のchapter03.結局どんなシャンプーを使えばいいのか?にも書きましたが美容師に変わる毎日のパートナーである髪や肌に触れるヘアケア剤たち。

時代とともに、技術や科学なども変化し商品開発の世界も日進月歩です。
broadenでは常に新しいものに対しての好奇心と審美眼を持って。
毎日のヘアスタイルを支えるプロとしてお店で使用&販売するヘアケア剤を選んでいます。

髪を綺麗にしたいと思ったらまず最初に必要なのは
髪の汚れを落とし、本来の美しさを守るシャンプーを1番最初に選びましょう!

綺麗な髪というと、なんとなくトリートメント類に手が伸びてしまいますが・・・
傷んだ髪をなんとかする前に頭皮を育み、髪を守ることが傷んだ髪を作り出さない為に一番大切なのです

よくお客様に
「市販のシャンプーでお薦めのものはないですか?」
と聞かれることがあります・・・。
これは正直に『市販のものでお薦めのものはありません』
と答えます

その理由としては
市販のシャンプーを利用している方の髪や頭皮は高い確率で、トラブルを抱えていると感じるからです。

頭皮が乾燥しているのに、髪がべたついていたり、分け目が目立ち、ハリコシがなくなり髪が痩せていたり、抜け毛が多かったり。
毎日触れていると慣れてしまい分からないトラブルをたくさんの髪を見ている美容師だからこそ感じます。

そもそもシャンプーというのは
主成分として含まれる『水』
汚れを落とすための洗剤『界面活性剤』
手触りを良くする感触向上剤『油』
+防腐剤や香料等で出来ています

ポイントとしては
汚れを落とすための洗剤と、手触りを良くする感触向上剤バランスが重要です

市販のものは
洗剤の力が強く汚れと一緒に髪のタンパク質も傷つけると言われます
さらにそれを分かりにくくすために感触向上剤も含まれているために
洗剤<感触向上剤というバランスで配合されている感じがするのです
(実際の配合量は企業秘密のためわかりません)
今お使いのシャンプーは、洗い上がりの髪や頭皮はスッキリして軽やかですか?

優れたシャンプーというのは
洗剤の力は汚れを落とすために必要な程度で頭皮や髪に負担をかけません
感触向上剤も洗剤の働きを助ける程度の必要最低限のためヌメリやベタつきは感じません。
洗剤>感触向上剤というシャンプーの基本である汚れを適度に落とすという目的がしっかりしていて、洗剤だけでも使用感に違和感はありません。そこにイヤらしくないほどの感触向上成分が入ってるという感覚です

余分なものはなく、洗い上がりは頭皮も髪も軽やかです

文章でお伝えするのは非常に難しいですが少しの雰囲気でも掴んで頂けると嬉しいです。

さてbroadenで現在取り扱い中のヘアケア剤をご紹介致します

まずはEral (イーラル)さんという、もともと毛髪科学に強い美容業界のプロ用商材メーカーさんが別会社として立ち上げた会社のシャンプー剤です。数あるラインナップを全て使用した上で厳選しました。
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青いボトルは「ピュアシャンプースカルプ」頭皮ケアシャンプー
ピンクのボトルは「ピュアシャンプースムース」化粧水シャンプーと言われる保湿力の高いライン
黒いボトルは「オムプライムスカルプシャンプー」男性の皮脂や匂い、男性型脱毛症(AGA)対応のシャンプー
質感良し。仕上がり良し。香り良し。
非常にバランスのとれたシャンプーだと思います
毛髪科学に強いメーカーさんならではの植物の持つ力と、科学の力をキーワードに商品開発をされていて、またシャンプー技術やマッサージ技術などの技術面においてもきちんとしたプライドのある会社です

次にmins(ミンズ)さんという北海道の会社さんで岐阜の農協が開発した抗酸化水というものを使用して全身に安心して使えるということをコンセプトに商品開発をしている会社のシャンプー剤です
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天然成分と抗酸化水をふんだんに使用しているので香りはまさにフレッシュフルーツのようです。天然成分高配合のため植物にアレルギーのある方は反応する例もありますが、髪やお肌に優しい洗い上がりだと感じます。皮膚科医推奨シャンプーです

3つ目はfulvio japan(フルビオジャパン)さんという植物成長ホルモンと言われる自然界から採取されたフルボ酸エキスをシャンプーに配合している「amino spa A3シャンプー」というものを開発・販売しています
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使用し続けると髪がしっかりして根元に立ち上がりがつくような感覚があります
髪のハリコシが無くなってきてしまったと感じる方に特にお薦めしてます

最後にDO-S企画さんという岡山の現場で働く美容師さんが開発したすっぴん髪を推奨するシャンプー剤
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香りや謳い文句ではなく、髪の汚れを落とすというシャンプーの役割に特化した現場の美容師さんだからこそ開発できたシャンプー。
使えばサラサラになる。なんてことは全然ないけど本当の髪のそのものの美しさを引き出してくれるシャンプーです。

broadenでは一人一人の髪質や髪の状態に対応できるよう
多種多様のヘアケア剤をラインナップしています
ご来店いただき、自分では判断しづらい髪と頭皮の診断をさせて頂いて本当に合うシャンプーを一緒に見つけられたらと思います

最近感じることなのですが
日本は夏は高温多湿、冬は乾燥がすごいですよね。
空気中の水分量も季節で随分と違います。

インターネットや小売店でのストックの大量特売
時期によって変化する髪の状態を考えると利用しないのが賢明だなと思いました。

大量にストックがあることにより、その時に最適なヘアケア剤を使用できず
思い通りにならない髪で過ごすことになってしまうからです。

毎日を心地よく過ごすため、ヘアケアの基礎化粧品であるシャンプーを大切に選んでいきましょう!!

chapter02.流すトリートメントと、流さないトリートメント

今回は傷んでしまった髪に対して
『今以上に傷まないように外部刺激から守るため』『現状を少しでも綺麗に見せるため』
お薦めできるトリートメントについて解説していきます!!

まず、流すタイプのトリートメントだとリンス、コンディショナー、トリートメントがありますが、髪はどれだけ内部に補修成分が浸透しても再生することはありえないので名称の違いによって複数利用する必要はありません。。。

よく、リンスは毎日していてトリートメントはたまにしてますと言われますが、どちらか一つで十分だと思います。

大切なのはトリートメントを何のために使うのかというところですが
基本はカラー、パーマ、縮毛矯正をされいない方。またどれか一つしか施術していない方はシャンプーのみの利用でブラッシングとドライヤーを正しく行えばトリートメント類は必要ありません

トリートメントが必要なのは、自然乾燥の繰り返しで毛先に乾燥を感じる方。カラーとパーマ、カラーと縮毛矯正。ブリーチ。などの髪に負担がかかる美容技術を定期的に行う方にのみ。必要なのです。

トリートメント類を使用するのは過度に傷んでる人だけでいいということですね。
(クセが強く過度にパサついて見える人も使用の必要がある場合もあります)

そして流すタイプのトリートメントの目的
ブラッシングやドライヤー時に作業しやすく、物理的負担を弱めるために行います。

例えばブラッシングをしようとしても髪が絡んでなかなか梳かせない。
ドライヤーしてる時に髪が絡んできてしまう。
『シャンプーだけではどうにも作業がしにくい』
そんな時は流すタイプのトリートメントをしましょう。
あと、前日疲れて自然乾燥で寝てしまって大変だった日の夜とかも。

流さないトリートメントの目的
ドライヤーで乾かしてもまだパサついて見えてしまうところを綺麗に見せるために行います。

ブラッシングをして毛先に水分を集めてからドライヤーしても。
ドライヤーで髪表面のキューティクルを閉じるように乾かしても。
ちょっとパサっと残ってしまうところ(+そう予測できる場所)につけるのが流さないトリートメントです。

濡れた時につけてくださいと言われることが多い流さないトリートメントですが、濡れてる時はどこが傷んでるかわかりにくいものです。やみくもにつけて乾かしても結局パサついていたり、要らないところにつけすぎて乾きにくくなったりしますので濡れてる時につける場合は少量を注意してつけましょう。

シャンプーと同じくトリートメントも市販のものでこれはお薦めです!というものはありません。。。

市販のものには油分が強く、髪にこびりついているように感じるものが多いのです。
あくまでも『今以上に傷まないように外部刺激から守るため』
『現状を少しでも綺麗に見せるため』の物ですから
必要以上に髪に付着するとシャンプーで取る時に髪を傷つけてしまうのです。

良質なトリートメントは髪表面に付着したというよりは、浸み込んだという感覚になります。
ヌルヌルはせず、さらっとしています。

あと、ヘアケア剤全般に感じることですが
ホホバオイル、ヒマワリ油、アルガンオイル、アーモンド油、陳皮エキス、シアバター。
ありとあらゆる成分が存在します。

同じ成分が配合されている製品はたくさんありますが
全て同じ効果があるというわけではないと感じます。

同じホホバオイル100%であっても製造工程によって品質に違いが出るのです。
使用した時の質感がベタッと重いもの。さらっと軽いもの。

ただ、この成分が入っているからいいのではなく、メーカーにより配合バランス製造工程に大きく違いがあるので同じ成分が入っているものでも、メーカーにより効果も大きく違うということなのです。

では、トリートメントについてもbroadenで現在取り扱い中のヘアケア剤をご紹介致します

シャンプーでも取り扱いがあるEral(イーラル)さんのトリートメントは使用感がとにかく浸み込む感覚が他の美容室のヘアケア剤と比べても群を抜いていると感じるものが多いです。
トリートメントが髪に付着しているのではなく、髪が本来の健康な状態に近づいたような気持ちになります

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流すトリートメント
白いボトルは「ピュアトリートメント」ノンシリコンで肌に使う化粧品と同じベース剤を使用しているのでお肌についても安心。
ノンシリコンですが精製されたアーモンド油が配合されていてつけた時に髪が柔らかくなるのを感じます
流さないトリートメント
青い方は「ピュアヘアミルク」「ピュアヘアオイル」髪にすーっと馴染んでいくホホバオイル等ベースのトリートメント。クリームタイプはシアバター配合でしっとり、オイルタイプは大豆由来のアミノ酸やサトウキビ由来の植物スクワラン配合でサラサラの仕上がり。こちらも肌に使う化粧品と同じベース剤を使用しているのでお肌についても安心。流さないので余計にこの気遣いは嬉しいです。

ちなみに男性にお勧めのトリートメントは別にあります。
毎日やらなくてもOKで髪というより地肌につけて肌を保湿する「スカルプハニーパックシリーズ」
水分を抱え込む糖分であるハチミツを50%配合した頭皮につけるトリートメント。メントール入り〜無しが好みに応じて選べてスッキリ感を調整できます。
男性は女性よりも皮脂の分泌量が多く頭皮を傷めやすいため髪よりも頭皮ケアが重要です。

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こちらはbroadenで近々新規メニューとして始めるコースにも使用されています。
男性だけでなく女性も頭皮パック体感していただけたらと思います!!

さらに同じくシャンプーでもご紹介した2つのシリーズ。
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全身に安心して使えるということをコンセプトに商品開発をしているmins(ミンズ)さんの「カバーズ」という流すタイプのトリートメント
自社ホームページにも全成分表記がありますが、まさに配合されている成分の香りがしてくるような気持ちよさ。シャンプーと同じく抗酸化水ベースで作られているので肌にも負担をかけません。

岡山の美容師さんが現場の目線を大切に開発したすっぴん髪を推奨するDO-S企画さんのトリートメントは「デューエストリートメント」
こちらは一切コーティングをせず、ダメージしている部分にしっかりと「浸み込む」ということを大切に作られたトリートメントです。過剰にツルツルすることはなく、髪のダメージを誤魔化してくれます。
ダメージがひどい場合は、流さないトリートメントとしても使うことができます。

傷んでしまった髪に対して
『今以上に傷まないように外部刺激から守るため』
『現状を少しでも綺麗に見せるため』

トリートメントをうまく活用して綺麗な髪と楽しく過ごしていきましょう!!

chapter03.頭皮にも化粧水、健康な髪を育てる

日々の汚れをシャンプーでしっかり落として、髪の傷みをトリートメントでカバーする。
この辺りの基礎であるケアが習慣になってきたらぜひ!取り組んでみたいところの一つ。
『頭皮ケア』
皮膚は髪と違って日々細胞分裂を繰り返し、新しい皮膚をどんどん作っていて

生きている細胞が存在しています。
そこには毛根もあり血液から運ばれた栄養が健康な髪を作る元となるのです。

髪のトリートメントは傷んでしまった死んでいる細胞を綺麗に見せるものですが
頭皮のエッセンスはこれから生まれてくる新しい細胞を助けていくものなのです

例えばフケ、かゆみ、抜け毛といった分かりやすい頭皮のトラブル
そして白髪が増えた、髪のハリコシやクセの具合に変化が出てきたなどの髪質の変化
最近は男性だけに限らず女性も将来的な薄毛の心配が噂されていたりします

これらは目に見えぬ体内での変化が原因なのです

生活習慣ストレスなんかも影響を受けやすいのが髪の毛ですが、それ以上に
筋肉のコリなどにより血流やリンパの流れが停滞したり、細胞の水分量の低下による乾燥などによって見えないところで変化が起きて
気づかぬ間に様々なトラブルが進行していたりするのです

毎日の頭皮ケアで大切になってくるのは
お風呂上がりの綺麗になった頭皮に直接浸透させるエッセンス系のケア剤です
頭皮につける化粧水という感覚ですね。

市販品でも最近増えてきた頭皮ケア商品。
効果が期待できるものって本当に少ないと思います。
何よりそもそも目に見えない変化やトラブルについてのアプローチですから結果もすぐには出ません。
継続こそが結果を出してくれるものなのです。
だからこそ続ける価値があると思えるものを使うのが大切。

継続できる人には必ず何らかの結果が出るからこそ自信を持ってお薦めできるものをお伝えしたいなと思っています。

ではまず私も毎日使用しているものからご紹介致します。

Eralイーラル「アクアバランス」
こちらは頭皮の保湿という最も初期段階で必要な頭皮ケアを行ってくれるものです。

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加齢と共に最初に起こってくるのは細胞の水分量の低下です。20代後半の女性は特に皮脂量も減少し乾燥しやすくなっていきます。

アメリカの血液学者が発見した細胞に存在する水専用の通り道「アクアポリン」は加齢と共に減少してしまいます。
このアクアポリンの発現を促進する効果のある「陳皮エキス」と陳皮エキスの効果を40倍にしてくれる「酢酸マグネシウム」がイーラル製品ほぼ全てに含まれています。(Eral特許技術なので他メーカーは使用できません)

その中で一番含有されている製品がこの「アクアバランス」なのです。

使用し始めて約2ヶ月ほどですが、疲れた時に頭皮が突っ張るような感覚があったのは軽減されているように感じますし、やや根元に立ち上がりがつきやすくなっています(根元のボリュームがなくなるのは乾燥により皮膚が薄くなることも原因の一つと言われています)

頭皮が突っ張ったり、乾燥してる、ボリュームがなくなってきた、フケやかゆみがあるなど。
頭皮トラブルを感じ始めた方にお薦めです。
早め早めから乾燥。そして老化予防をしていきましょう。

そして少しトラブルを感じているという方のお薦めの悩み別に有効成分が入っている
左からEral「ピュアエッセンススカルプ」「ピュアエッセンスコク」「オムプライムスカルプエッセンス」

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これらは表皮にある細胞に働きかけるアクアバランスよりもさらに奥、真皮に達するところにある毛母細胞などに働きかけるためアクアバランスより前に頭皮に塗布します

全てのエッセンスに[コレウスホルスコリ根エキス]という毛母細胞を活発にして毛髪を太く強くする効果と、一度生えた髪を4~6年抜けない毛髪に育てる効果のある成分が配合されています

「ピュアエッセンススカルプ」は女性の育毛に効果が期待できます。
(血行促進や抗炎症作用のあるセンブリエキスなどが配合)
「ピュアエッセンスコク」は白髪の増加抑制・減少に効果が期待できます。
(メラニンを作る細胞の増殖を助けるウコンのエキス、メラニンの産生を促す遺伝子を発現させる黒砂糖のエキスが配合)
「オムプライムスカルプエッセンス」は男性の育毛に効果が期待できます。
(男性型脱毛症(AGA)のメカニズムで発見された5aリダクターゼやPGD2の働きを抑制する成分に加えて男性特有の皮脂の臭いを抑えてくれる成分も配合)

次にロレアルの「セリオキシルデンサーヘア」
こちらは従来の育毛剤に多い毛母細胞に働きかけるのではなく細胞を作り出す細胞と言われている幹細胞を活性化してくれるロレアル独自成分[ステモキシジン]という有効成分が入っている発毛剤。

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今まで色んな育毛剤を試してきたけど効果を感じられなかったという方には是非一度使っていただきたいです。

ちなみにより効果的なのはデンサーヘアで幹細胞に働きかけ、オムプライムスカルプエッセンスで毛母細胞に働きかけるというのが私は一番お薦めな使用法です。

最後にmins「モイスチャー」
安全性が高く、全身に使えるアルコールゼロの化粧水

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こちらは抗酸化水配合の敏感肌向けの頭皮の保湿ケア。
植物由来の成分にやヒアルロン酸の2倍の保湿力のあるリピジュア配合
防腐剤などにも安全性にこだわった製品

敏感肌で乾燥しやすく、頭皮にかさぶたなどができやすい方、予防以前に現在使用中のものが合ってない等の悩みがある方に是非お試しいただきたいシリーズです。

いかがでしたか?
いつもはあまり意識することがない頭皮だからこそ、内側で起こってる変化に対するケアを日々の中で継続していくことが一番効果があります。(加えてサロンでできる頭皮ケアも準備中です)

頭皮のエッセンスの使用法として大切なのは夜お風呂上がりの綺麗な頭皮につけること。
またより効果を出したい場合は夜と朝の2度つけることがオススメです。

私も体感した効果をしっかりお伝えできるように引き続きお手入れ継続していきたいと思います!

chapter04.毎日を髪で遊ぼう

ヘアスタイル毎日スタイリングしてますか??

ショートヘアもボブもロングヘアも。男性も。
日々のヘアスタイルを楽しむために是非スタイリング剤と楽しく付き合っていくことをオススメします。

スタイリング剤とは髪に形をつけるもの。
束感を作って立体感や動きを出したり
濡れてるようなウェットな質感
パサパサ乾いているようなドライな質感を作ったり
髪にいろんな表情をつけてくれるもの。

最近はスタイリング力の少ないトリートメントワックスなるものも多いですが。
リンスインシャンプー、柔軟剤入り洗剤などと同じで違う機能のものをMIXさせた製品はどちらの役割も中途半端に終わってしまう気がしてなりません。

トリートメントは素材を綺麗に見せるもの
スタイリング剤は髪の形を作るもの

きちんと特性が出ている製品の方がいい仕事をしてくれると感じています

スタイリング剤でもう一つ重要なのは
「崩れても直せること」
朝セットしたヘアスタイルが夜までキープされることは残念ですがほぼありません。

だからこそ崩れてきた時に直せるスタイリング剤であることが重要で市販のものに比べて美容室専売品のスタイリング剤にはその良さが備わっていると思います。
お出かけ先でお手洗いに行った時に手を洗ったついでに濡れた手でささっとスタイリングし直せる。

出かける前の朝の洗面所で。
通勤中の車のミラーや電車の窓で。
お昼間ふとトイレに行った時に。
日々の生活の中で鏡を見るタイミングで心地よいヘアスタイルで居られる楽しさを。
ぜひ毎日の中で味わっていただけたらと思います!

色んな髪質やスタイルに向けて合うワックスをメーカ問わず今も調査中ですが。
現在のbroadenで暫定首位をご紹介いたします!

スタイリング剤をつけ慣れない人向け&結んだり編み込んだりアレンジやまとめ髪にオススメのスタイリング剤
シュワルツコフOSISシリーズの「ラフラバー」エアーインスフレワックス

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その名の通り内容量記載が48g/50mlと空気の内容量が記載されているところが面白いワックス
特徴としては
夜までふわふわベタつかない
直毛でもくせ毛っぽく見せてくれてルーズなヘアアレンジに使いやすい!

崩れたヘアスタイルを直そうとした時。
何時になってもふわふわしている&束感も出せるのにベタつかないところ
あんまりWax感が欲しくない&ルーズな質感のアレンジヘアを作りたい人にとってもオススメの点です。

やや最初に香る匂いが好き嫌いが分かれそうなところは一応チェックしてみて欲しい点です。

次にどんなスタイリング剤をつけても夕方にはペタッとしてしまう柔らかくて細い髪の人向けのスタイリング剤
シュワルツコフOSISシリーズの「ダストイット」スタイリングパウダー

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こちらは何とパウダーワックス。粉です。
最初はびっくりしましたが粉は髪についてもすぐ溶けるように消えます。

質感としてはかなりマットで触ると髪が「ザラザラかしかし」します。

髪が柔らかくてペタンとしてしまう人につけると空気を含んだくせ毛のように
柔らかく、くしゅくしゅします。微量の束感も作れます。


パッケージには[24H VOLUME EFFECT]との記載。
浮き上がったボリューム感を楽しんでみてください。
もちろん崩れてきたら直せます。

パウダーというのがつけにくいですが、すぐ慣れます!直接ふりかけてOK、手につけてもみ込んでもOKです。

がっつりしっかりハードに。固めて、動かして、束感をスタイリングを楽しみたい人向けに質感違い2種。
左は濡れたようなツヤ感でパリパリに固めちゃうメタルジェル。
シュワルツコフOSISシリーズの「ゲラスティック」ヘアジェル
右は岩のようにガチガチに固まるグルーワックス。
シュワルツコフOSISシリーズの「ロックハード」ヘアワックス

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どちらもパリンと固まる質感違いのヘアスタイリング剤。

ゲラスティックは濡れた質感に仕上がるジェル、まさにこのまんま乾いてくれたらいいのにという濡れ髪〜半乾きの状態でつけるとそのまんま乾くジェル。
しかもシャワーで簡単に落ちる。ビックリです。ぜひお試しいただきたい。

ロックハードはジェルよりはドライな感じがありつつ、乾いたようなマット感まではいかないガチっと固まるグルーワックス。
まさに岩のように固まってくれてハードにスタイリングしたい人にぜひお試し頂きたいです。

直毛をくせ毛っぽく見せてくれたり、なりたい髪質と、やってみたいヘアスタイルを実現してくれるヘアスタイリング剤。
その実現に必要なものは何か。
希望するスタイルだけでなく髪質に考慮してアドバイスできるのが美容師の仕事だと考えています!!
ぜひ一度ご相談ください!