COLUMN

VOL.04

髪と水【ドライヤー編】

髪から水分が無くなると強く丈夫になります。でも水分の無くなり方はとても大切。ドライヤーは面倒だけど上手に生活に取り入れれば毎日ヘアスタイルを楽しめるようになります!!!!!

復習としてchapter1〜3のブラッシングについてchapter2〜4の寝癖やクセについて

はご覧いただいてからお読みください!

chapter01.髪の毛のどこから一番最初に乾かすといいのか?とその理由。

今回はついにドライヤー編となります。

ドライヤーで乾かす時に大切なことは
根元→中間→毛先の順にバランス良く全体を乾かしていくこと。
とお伝えしました。

根元が一番最初に乾くためにはドライヤーをかける前から根元が一番乾いていないと駄目なのです!!
そのために必要なのがブラッシングということはお話ししましたね。

では具体的にドライヤーを使う時、頭の中でどこの根元から乾かせばいいのでしょうか??
乾きにくい襟足や耳のうしろ。変な跡がつきやすい前髪…

答えは!!!
一番いつも自分がうまくいかないと感じるところと。その周辺を巻き込んで乾かすことです

人によって気になるところは違うと思います。
『前髪がパッカリ割れてしまう』
『耳のうしろがいつもハネる』
『つむじが割れちゃってトップにボリュームが出ない』

chapter4のいつも分かれる前髪、生え際 つむじのクセは髪質だけじゃない?で触れたように、乾きグセがついてしまうところはいつも同じ形になるので髪質のクセだと思い込むぐらいに勝手に乾いてしまっているところなのです!

いつも上手くまとまらない、そんな気になる部分から。
そしてその周辺の髪も巻き込んで。
根元から乾かすことが大切です!!!

具体的に例をあげると前髪がいつも分かれてしまったり、ペタンとする人は前髪とその周辺の髪を巻き込んで乾かします!
ブラシで前髪が分かれていなくて、ふんわりしている形をまず作ります
ドライヤーで分かれてしまうところをなおす方向に根元を乾かしていきます
③ある程度根元が乾いてきたら反対からまた根元を分け目をなおす方向に乾かします

この時にっ!!!前髪だけで乾かしていると…
前髪とこめかみが分かれやすく結んだ時にこめかみを薄く感じてしまったり
頭頂部はパッカリ分かれたままで前髪だけ降りていて、昔の聖子ちゃんスタイルの前髪になったりします

なので、この場合は
前髪の両脇周辺にあるこめかみ〜もみあげまでの耳の前にある髪
前髪の上周辺にある生え際〜つむじまでの髪
前髪とその周辺の髪を乾かすのです!

気づいた時には乾いてしまっている。いつも同じ形になる髪がありませんか??
そんな髪は知らず知らずのうちに乾いていて水素結合が再結合してしまっているのでもう跡が取れないことが多いです

例えばいつもハネてしまう耳後ろ
いつも勝手に乾いていませんか??
maegami

勝手に。気づかない間に。
乾いて跡がついてしまうところから。
しかも
その周辺の毛も巻き込んで乾かすことでより自然な仕上がりになります。

まずはどこから水素結合を再結合させたいですか?
いつも同じ形になって嫌だな〜と思うところ。ありませんか???

一度ご自分の髪と向き合ってどこから乾かすか、考えてみてください!!

chapter02.ドライヤーを当てる角度について

髪を乾かす時にドライヤーをどの方向から風を当てるのが一番いいのでしょうか??

上から当てる方が髪が散らばらないかな…
下から当てた方がボリュームが出る気がする…

髪を乾かす時に大切なことは
根元→中間→毛先の順にバランス良く全体を乾かしていくこと。
とお伝えしましたね。

つまり。乾かしたい場所によってドライヤーの当て方も変わってきます!!

覚えやすくシンプルに書くと
90度(直角)とにかく乾かしたい時
45度(斜め)艶を出しながらまとめたい時

まずは根元を乾かしたいので90度にドライヤーの風を地肌に当てていくのがオススメです
特に根元は風が届きにくいところなので90度に風を当てると風圧で風が届きやすく
さらに、乾いて欲しくない毛先に風が逃げにくいので毛先の乾きすぎも防げます

まんべんなく全体の根元が乾いてきたら濡れて束になっているような毛先があればそこも90度で乾かします
クセが強くて乾きやすくすぐパサつく人は45度でも十分ですが、なかなか乾きにくい毛量が多い方などは90度の方が早く乾きます

だいたい根元が95%全体が80%ぐらい乾いてきたらドライヤーの角度を45度にしましょう
髪に対して風が直角に当たるとバサバサ飛び散るけど、そこまで髪が飛び散らなくて内側の頭皮もじんわり暖かく感じるぐらいの角度です

全体が80%乾いてきているということはもうそろそろ水素結合が完全に再結合するということ
乾く瞬間に髪が散らばらないように、上から風で撫でるように45度に乾かしていきましょう

濡れている時に柔らかくふやけたキューティクルも滑らかに閉じていき髪に艶が出ます。

これもブラッシングで毛先がすぐに乾かないように全体の水分バランスを整えてからドライヤーすればこそです!

90度の時は髪を風で掻き分けるイメージ
45度の時は髪を風で撫でるイメージです

もちろんクセの度合いや、なりたいスタイルによって変わってくることではありますが

90度(直角)とにかく乾かしたい時
45度(斜め)艶を出しながらまとめたい時
bundoki
ぜひ鏡を見て風を感じながら乾かしてみてください!

chapter03.ドライヤー中の手の動き。姿勢について

ドライヤーを使って髪を乾かす時に手の動きはどうしたらいいのでしょうか?

ドライヤーで乾かす時に大切なことは
根元→中間→毛先の順にバランス良く全体を乾かしていくこと。
とお伝えしました。

手の動きはドライヤーの角度とも密接に関わっています。

90度の時は髪を風で掻き分けるイメージ
45度の時は髪を風で撫でるイメージです

手の動きもこれに呼応していきます
根元を乾かす時はドライヤーの角度は90度=手と風で髪を掻き分けて根元に風が届くようにします。
イメージではシャンプーする時のような感じで。根元に風が届くようにするために手を熊手のように広げて指の腹で頭皮を掻くようにしましょう。

特に根元のクセの強い前髪周辺や、つむじの周辺なんかには有効です!

但し、襟足や耳後ろの根元は髪の量が多いところなので、髪をつまんで持ち上げてドライヤーの風を90度に当てるほうが手を熊手にするよりも有効な場合もあります。
くせ毛の方で乾かすとすぐ広がる人もこの方法の方がうまくいく場合もあります!

大切なのは手が根元に風が届く助けになること
効率よく根元・地肌に風が届いていますか??

中間〜毛先を乾かす時はドライヤーの角度は45度手と風で髪を撫でるように髪の方向を整えるように触ります。

根元を乾かしていると毛先は色んな方向に散らばってしまうので
そのままだと散らばったまま毛先が乾いてしまいます

ドライヤーはツヤが出るように45度に風を当てながら、手は優しく梳かしながら髪が散らばらないように抑える役目があります。

髪を撫でながら乾かせば乾かすほどにまとまる髪を楽しんで乾かしてくださいね。

また乾かす時の姿勢も
根元を乾かす時はやや前かがみになるとドライヤーをあまり持ち上げる必要がなくなります
中間〜毛先を乾かす時は優しく撫でるように自然な位置に髪が落ちるように乾かすために体は起こしましょう。
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ポイントを守れば髪を乾かすことが楽しくなるはず!
ぜひぜひ綺麗になる髪をお楽しみください!